当院では,フランチャイズビジネスの中で重要なフランチャイズ加盟契約書の作成支援の他,ライセンス契約書,代理店契約書の作成支援も行っています。
「フランチャイズ加盟契約書」は,数ある契約書の中でもとても難解な内容と言われています。利用許諾,業務委託,売買,賃貸借,取引基本契約等の多岐にわたる要素が含まれる為です。
このようなフランチャイズ加盟契約書を付け焼刃で作成したり,ご自身で確認作業を済ませてしまうことは危険です。
昨今,フランチャイズ加盟契約の契約期間は短期化する傾向にあります。
もっとも,長ければ10年はかかることが多い契約ですから,当事者双方が内容をしっかりと吟味し,理解,納得する必要があります。
この世の中に全く同一のフランチャイズシステムは存在しません。
異なるフランチャイズシステムだからこそ,価値がある為です。
インターネット上で自由に取得できるいわゆるフランチャイズ加盟契約書の雛形には,それぞれのフランチャイズシステムが持つ特徴部分に対応する条項は,含まれていません。
フランチャイズ加盟契約書は,フランチャイズシステムの中で定めておくべきフランチャイズ本部と加盟店のルールを定めたものです。
契約書の雛形は、一般的な内容であり,本来定めておくべき事柄のみが網羅されているにすぎないのです。
したがって当院においては,フランチャイズ加盟契約書は,必ずフルオーダーによる作成を提案させていただきます。
フランチャイズ加盟契約書を作成するためには,フランチャイズシステムやフランチャイズパッケージが明確になっていなければなりません。フランチャイズシステムの構築とフランチャイズ加盟契約書の作成を同時に行うことは可能ですが,少なくともフランチャイズ加盟契約書を第三者と締結する時点において,フランチャイズシステムが完成している必要がございます。
フランチャイズ加盟契約書の内容について,後から相違が見つかることは,様々な法的リスクに繋がります。
一般に,次のような流れになります。
①フランチャイズシステムの構築
②フランチャイズ加盟契約書案の作成
③フランチャイズシステムの完成
④フランチャイズ加盟契約書の完成
当院では,単にフランチャイズ加盟契約書の作成を行うのみならず,上記①〜④の各過程におけるコンサルティングを行います。