介護タクシー事業を運営するには，運輸局より介護タクシーの営業許可を取得しなければならず，取得にあたっては，人的要件，設備要件，資本的要件の全てを充足する必要があります。
| 人的要件 | ドライバー（普通２種免許）がいること |
| 運行管理者、指導主任者がいること ※資格は不要 | |
| 整備管理者がいること ※ドライバーと兼務可能 | |
| 設備要件 | 使用権限が３年以上ある営業所があり, 休憩・仮眠室があること |
| 営業所に隣接した車庫があり，車両の長さ，幅＋１ｍ以上のスペースがある車庫であること また，点検，整備及び清掃のための水道等の清掃施設があること |
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| リフトやスロープ等の装置を備えた福祉車両（タクシーメーター付）を保有 | |
| 資金要件 | 「開業資金全額の５０％」と「開業資金＋２か月分の運転資金」のどちらか多い方の金額以上の自己資金を保有 |
運行管理者等の要件，駐車場の面積，最低必要な開業資金の金額等，業務遂行にあたって，法的知識と業務経験が求められます．
許可取得の審査には，申請後４ヵ月～かかります．
法令試験にストレートで合格できなければ更に１か月延長されます．